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【連載】看護師 国家試験対策・過去問

2010年度(第99回)看護師国家試験 過去問題 午前104

【成人】62歳の男性。妻との2人暮らし。55歳から高血圧で内服治療中。朝の散歩を日課としていたが、2日前から歩行時に右下肢がもつれる感じがあった。今朝の散歩時、立位がとれない状態になったため、妻に伴われて救急外来を受診した。頭部CTで左硬膜下血腫が脳実質を圧迫しており、緊急手術目的で入院した。入院時、意識は清明。体温36.7℃。呼吸数16/分。脈拍66/分血圧140/70mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度〈Sp02〉97%。瞳孔両側2mm、対光反射は正常。頭痛と嘔吐とはなく、全身状態も安定していた。医師から手術が必要と説明を受けた妻は「右足がもつれただけで、緊急手術になると聞いて頭が真っ白になり、医師からの説明も何も聞こえませんでした」と看護師に話す。

妻への説明で最も適切なのはどれか。

1.「命にかかわらない右足のことは今は考えないでください」

2.「手術は2時間後の予定ですから落ち着いてください」

3.「手術をすれば状態が改善する可能性があります」

4.「奥さんが動揺してはいけません」















―――以下解答―――

(解答)3  

<解説>

1.(×)緊急手術の際、家族も驚き動揺する。様々な不安や心配が起こるため、きちんと不安を受け止め安心できる声がけが必要となるため、この発言は誤り。

2.(×)事実だけを告げても、不安は軽減できないため落ち着けといわれても落ち着くことなどできない。家族の不安を受け止めることが必要。

3.(○)医師の説明がないままにこの発言をすることはできないが、病状については医師の説明が済んでいるため、それを繰り返して話すことはできる。家族は、医師の説明も何も聞こえなかったといっていることから、説明の内容をもう一度わかるように話すことは必要である。

4.(×)家族の動揺や不安を受け止める発言ではない。動揺するのは当然であるので、その不安を受け止めながら、落ち着かせることが必要である。

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