• 公開日: 2014/1/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

2009年度(第98回)看護師国家試験 過去問題 午後98

【成人】53歳の男性。営業職の会社員。喉頭癌の診断を受けた。医師から、声帯への浸潤と両側の頸部リンパ節転移とがあり、治療法として喉頭全摘術、放射線照射および化学療法があることが説明された。翌週、妻と再度受診し治療方針を決めることとなった。その後患者は手術に同意し、喉頭全摘術と頸部リンパ節郭清術とが行われた。

手術後の集中治療室での体位と頸部の固定法で適切なのはどれか。

1.仰臥位で頸部をまっすぐにする

2.仰臥位で頸部を前屈位にする

3.側臥位で頸部を後屈位にする

4.腹臥位で頸部を横向きに回旋する















―――以下解答―――

(解答)1  

<解説>

喉頭全摘出術後は頸部の創の安静をはかるため、頭頸部を固定し、頸部の運動を制限する必要がある。

関連記事