• 公開日: 2014/1/25
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【老年】Aさん(78歳、女性)は心筋梗塞の再発作で入院した。治療経過は順調であるが、日常における行動範囲が拡大しない。Aさんは「心臓に負担がかかるから休んでいたい」と言う。Aさんへの言葉かけで適切なのはどれか。

【老年】Aさん(78歳、女性)は心筋梗塞の再発作で入院した。治療経過は順調であるが、日常における行動範囲が拡大しない。Aさんは「心臓に負担がかかるから休んでいたい」と言う。

Aさんへの言葉かけで適切なのはどれか。

  1. 「それでは、休みましょう」

  2. 「息が上がる程度に動きましょう」

  3. 「不整脈があっても大丈夫ですよ」

  4. 「負担がかかると思うのはどんなときですか」

―――以下解答―――









(解答)4  

<解説>

1.(×)行動範囲を拡大させる働きかけにならない。

2.(×)「息が上がる程度」は心臓にとって負担が大きい。また、Aさんの不安を強めてしまう危険性がある。

3.(×)不整脈は、心臓に負担がかかっていることを示す兆候であり、程度によっては運動を中止しなければならない。

4.(○)Aさんの不安である「心臓への負担」の内容について、まずAさんからよく聞き、確認する必要がある。

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