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【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第73回 弁護士をめざす訪問看護師

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

今回は、訪問看護師として働きながら、弁護士をめざすスタッフを紹介します。


時間が足りない!

昨年入職した倉松勇多は、異色の訪問看護師だ。看護学校卒業後に神奈川県横須賀市の病院に4年間勤務していたのだが、弁護士をめざそうと一念発起し、夜間制の大学法学部に通うことにしたのである。現在、ケアプロでの勤務は日勤のみ。平日の夜間と土曜日は大学で授業を受け、現在2年生である。

「覚悟をもって夜間の大学で学ぶことを決めたんですが、仕事をしながら勉強するのは、本当に大変ですね。平日は仕事を終えるとすぐさま大学へ向かって2つの講義を受講。土曜日も朝から講義です。研究室にも所属しているので、仕事をしながらではとても時間が足りません」

慣れてはきたものの……

「1年目に比べたらだいぶ慣れましたが、それでも授業中は疲れて寝てしまうこともあります。帰宅してから寝るまでの数時間を自習の時間にあてていますが、授業をなんとかこなしているレベルで、プラスαの勉強ができていません。弁護士を目指して勉強を始めましたが、やってみて司法試験合格が難関であることが、よくよく分かりました」

こう苦笑する倉松だが、有言実行で学び始めたことそのものが、なかなかできることではないのだ。

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