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【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第74回 傷ついた医療者を救いたい

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

前回に引き続き、訪問看護師として働きながら、弁護士をめざすスタッフを紹介します。


学費を捻出するために

昨年入職した倉松勇多は、弁護士をめざす訪問看護師だ。夜間制大学で法律を学び、司法試験にチャレンジしようとしている。ケアプロはそんな茨の道を選んだ倉松を応援している。

倉松は夜間の大学の学費を捻出するために、日勤で働ける職場を探していたところ、仲介業者からケアプロを紹介されたという。

「訪問看護については、病院勤務の頃から興味はありました。小児科病棟の患者さんの退院支援で自宅を訪問して、ケアマネジャーと必要なサービスや設備の導入を検討。その時に、家で暮らすのは大変だろうから、サポートしたいという思いが自然と湧いてきたんです」

わずかなすれ違いが……

弁護士を目指そうとしたきっかけが、医療を提供する側と医療を受ける側のわずかなすれ違いが元で、医療者が大きく傷つくことがあることを経験し、法律を学ぶことで、中立的な見地から助けることができないかと考えたことに始まる。倉松の「在宅療養する人が安心して暮らせるための手助けをしたい」という思いと同じである。

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