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【連載】看護師 国家試験対策・過去問

2009年度(第98回)看護師国家試験 過去問題 午後114

編集 ナース専科看護師国家試験対策委員会

監修・廣町佐智子(日本看護研究支援センター所長)

Kokusi

Kango

【母性】40歳の初産婦。妊娠34週0日。身長157cm、非妊時体重57kg。健康診査時72kg、子宮底長29cm、推定児体重2,100g。血圧128/80mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(-)、Hb12.0g/dl、Ht37%。妊娠37週4日。破水し来院した。「病院に着いた頃から陣痛が始まったように感じます」と言う。胎児心拍の最良聴取部位は母体左下腹部。分娩監視装置を装着した結果、陣痛周期6分、胎児心音基線130bpm、遅発性一過性徐脈がみられる。子宮口3cm開大で、淡緑色の羊水流出がみられた。

この状況のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

1.早期産である。

2.早期破水である。

3.分娩第1期である。

4.胎児は第2頭位である。

5.胎児機能不全(胎児ジストレス)が推測される。

―――以下解答―――









(解答)3,5

<解説>

1.(×)早期産とは妊娠22週から37週未満における分娩をいう。本事例の場合は37週4日であるため正期産である。

2.(×)早期破水とは、分娩が開始してから子宮口が全開大するまでに起こる破水をいう。

3.(○)分娩第1期とは、分娩開始から子宮口全開大までの期間をいう。また分娩開始とは、陣痛の間隔が10分以内をさす。本事例は陣痛周期6分、子宮口3cmということから分娩第1期と判断できる。

4.(×)第2頭位とは、児頭が先進し、児背が母体右側に位置するものをいう。本事例では児心温が左に聞こえることから、第1頭位と判断できる。

5.(○)遅発性一過性徐脈があることから、胎盤循環が障害され、胎児が低酸素症に陥っていることを示し、胎児機能不全が推察される。

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