【連載】心不全と呼吸不全のアセスメント

【心不全】低下したのは拡張機能?収縮機能?

解説 小田 真澄

榊原記念病院 慢性心不全看護認定看護師

心不全の原因となる心機能の低下には、拡張機能不全と収縮機能不全があります。 それぞれについてカンタンに解説します。


▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ
心不全の看護|原因、種類、診断、治療


拡張機能不全とは

 拡張機能不全は、収縮機能は正常にもかかわらず、拡張機能が低下すること。心室が十分に血液を受け取ることが出来ず、心房がうっ血した状態になります。

 心不全の半数が、拡張機能不全といわれており、高血圧、糖尿病、腎不全などが原因となります。

収縮機能不全とは

 収縮機能不全は、心筋の収縮力低下により、心室駆出率が減少する病態で、心拍出量も低下している状態です。十分な血液量を拍出できないため、心室がうっ血し、心室肥大がみられることもあります。

 発症に年齢差はありませんが、男性に多いとされています。心筋梗塞、高血圧、糖尿病、心房細動などが原因となります。

(『ナース専科マガジン』2014年11月号から改変利用)

ページトップへ