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【連載】心不全と呼吸不全のアセスメント

心臓の代償機転って何?

解説 小田 真澄

榊原記念病院 慢性心不全看護認定看護師

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心臓の代償機転についてカンタンに解説します。

心臓の代償機転とは

代償機転とは、生命維持のために必要な心拍出量を維持するための調節機構です。

例えば、心拍出量が低下すると、交感神経系やレニン・アンジオテンシン・アルデステロン(RAA)系などの心臓刺激因子が働き、

  1. 水・ナトリウムの貯留
  2. 末梢血管の収縮
  3. 心筋収縮力の増加

が起こり、循環血液量を増加させます。

代償機転が長期間になると、心筋への負担が大きくなり、やがて十分な心拍出量を保てなくなってしまい、心不全を発症します。

イメージイラスト

(『ナース専科マガジン』2014年11月号から改変利用)

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