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【連載】スキンケアのワザを極める!

ドライスキン、湿潤・浸軟の原因とケアのコツ

解説 小柳 礼恵

東京大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師

Te syoudoku

皮膚のトラブルを放置すると、QOL低下や思わぬ合併症につながるおそれがあります。

今回は、代表的な症状のメカニズムとケアのポイントをわかりやすく解説します。


トラブルの種類とメカニズム

1 ドライスキン

「加齢」や「セラミド代謝の異常」などによって皮脂分泌や角質細胞間脂質が減少すると、細胞間の結びつきが低下し、皮膚のバリア機能が破綻してしまいます。

乾燥肌の高齢者が多いのは、「加齢」に伴って体内水分量や皮脂分泌、セラミド量などが減少し、肌の保水力や保湿力が低下してしまうからです。

「セラミド代謝の異常」はアトピー性皮膚炎や腎不全などでみられます。セラミド生成の低下によって保湿力が失われ、皮膚が乾燥してしまうのです。

正常な皮膚とドライスキンのバリア機能

正常な皮膚とドライスキンのバリア機能

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