お気に入りに登録

【連載】Newsのツボ

透析患者の終末期における権利を考える

解説 俣野公利

全国腎臓病協議会理事・事務局長

解説 吉村規男

全国腎臓病協議会副会長

            2

今回は、透析看護について考えます。


透析患者の現状と傾向とは

現在のわが国の慢性透析患者数は30万4592人(2011年日本透析医学会統計調査、以下同)で、年々増加を続けています。
新たに導入する患者数は年々増加することを考えると、透析導入後の死亡率が上昇していることがわかると思います。

つまり、透析患者においても高齢化が進んでいるこということです。
患者の平均年齢は66.54歳と比較的若くなっていますが、75歳以上の患者も28.5%を占めています。

また、原因疾患としては、糖尿病腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症がトップ3となっています。
かつては、慢性糸球体腎炎がトップでしたが、11年に糖尿病腎症患者がその数を抜きました。
ちなみに、透析導入患者数で糖尿病腎症が慢性糸球体腎炎を追い越したのは、それよりも前の1998年のことです。
また、腎硬化症の増加は、患者の高齢化に伴っていると考えられます。

>> 続きを読む
ページトップへ