お気に入りに登録

【連載】急変対応マニュアル

出血性ショックとは? 症状と看護のポイント

解説 木下 佳子

NTT東日本関東病院副看護部長 急性・重症患者看護専門看護師

出血性ショックについて解説します。


関連記事
【出血性ショック】検査値の看護への活かし方
IN/OUTバランスから見る「ショック」への輸液療法

▼急変対応について、まとめて読むならコチラ
急変時の対応


循環血液量減少性ショック

出血性ショック
体液喪失

 心臓は、そのポンプ機能により、血液を体内に循環させ、いろいろな臓器に酸素を送っています。この血液が少なくなると循環血液量減少性ショックを引き起こします。また、下痢や嘔吐、熱中症などによる脱水、熱傷などで、細胞外液や体液全体が喪失することで起こるケースもあります。ここでは出血性ショックについて説明します。

出血性ショックとは?出血性ショックの病態

 文字通り、外傷や血管疾患、消化管出血、手術などの出血により、循環する血液が減少することで起こります。血液量の減少により各臓器に十分な酸素を運搬できなくなり、最終的には多臓器不全に至ります。特に脳や腎臓は多くの酸素を必要とするので、脳梗塞や腎不全を来す場合もあります。

出血性ショックの仕組み図 出血性ショックの仕組み
>> 続きを読む

ページトップへ