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【連載】年末年始に働くナースへの応援特集

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

解説 木下 佳子

NTT東日本関東病院副看護部長 急性・重症患者看護専門看護師

Ai

*この記事は2016年7月4日に更新しました。

SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。


SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは、外傷や熱傷、手術および感染などの侵襲を受けた局所でサイトカインが産生され、それが血中に吸収されて全身を循環し、全身的な得印象反応を引き起こしている状態をいいます。

SIRSの状態になると、サイトカインの増加により組織の酸素代謝がうまくいなくなり、最終的に多臓器不全になり、死にいたることもあります。

発症者の約30%がショックを引き起こすとされ、一見何の症状のない患者さんでも、SIRSの基準を満たし、さらに要因を多くもっているひとは急変する危険性が高いことを念頭に入れておいて下さい。

SIRSの診断基準

以下の2項目を満たす

  1. 体温:38℃以上または36℃以下
  2. 脈拍数:90回以上
  3. 呼吸数:20回以上またはPaCO2 32Torr以下
  4. 白血球数:12000/mm3以上または4000mm3未満、または未熟型白血球10%以上

(『ナース専科マガジン』2012年6月号より転載)


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