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【連載】急変の判断と対応

意識障害とは?原因・症状・鑑別(緊急度・重症度の判断)の流れ

執筆 津田 泰伸

聖マリアンナ医科大学病院 ハートセンター北病棟 主任

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意識障害について、意識レベル低下時に「緊急度と重症度をどのように判断すればよいか」を解説します。


【目次】

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意識障害とは?

意識とは、「外界からの刺激を受け入れ、自己を外界に表出することのできる機能」を意味します。

自分と外界の正確な認識(認知)ができ、それを表出するためも機能が保たれ(応答/反応)、覚醒状態(覚醒)にあることが、意識清明な状態となります。

意識障害は、これらの機能が低下した状態です。

「覚醒」「認知」「反応」の面から捉えていく必要があります。

「認知」は大脳皮質が担い、「覚醒」は脳幹の上行性網様体賦活系が担います。

意識レベルの低下は脳幹の障害、または広範囲の大脳皮質の障害を表し、急変の前ぶれとなります。

意識障害の原因疾患

意識障害の原因疾患はさまざまですが、大きく2つに分けられます。

1 頭蓋内疾患

頭蓋内の病変により、脳幹部から大脳皮質に至る重要な部分が機械的破綻を受けている状態

  1. 脳血管障害
  2. 頭部外傷
  3. 脳腫瘍
  4. 中枢性神経系感染症
  5. 痙攣発作

2 頭蓋外疾患

頭蓋外の疾患により、脳の代謝過程が阻害されている状態

  1. ショック
  2. 低酸素血症
  3. 代謝異常
  4. 中毒
  5. 高体温/低体温
  6. ヒステリーなど

意識障害の緊急度と重症度の判断

下図は、意識障害の緊急度と重症度の判断の流れです。

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