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褥瘡予防・改善に活用が期待されるコラーゲンペプチドとは?

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

褥瘡予防・改善に活用が期待されるコラーゲンペプチドについて解説します。


コラーゲンペプチドとは?

コラーゲンは真皮、筋肉、骨、軟骨などを構成するタンパク質の一種で、身体に不可欠な成分です。

生活のなかで、主に動物や魚の皮などから摂取したり、体内で合成したりしています。

コラーゲンは、他のタンパク質と吸収のされ方が違うことがわかってきました。

タンパク質の大部分は、数時間でアミノ酸に分解されますが、コラーゲンは、タンパク質と同じようにアミノ酸に分解される「遊離態」のほかにアミノ酸が2種類以上くっついたままの「ペプチド態」になって吸収されるものが多くあります。

この「ペプチド態」が、血液の流れにのって、体内をめぐりながら、肌や髪、骨やふしぶしなどの細胞を刺激して、活性化するよう働きかけているのではないか、といわれています。

コラーゲンペプチド説明図

なかでも、このような働きをするコラーゲンを分解したものを「コラーゲンペプチド」といいます。

成分はコラーゲンと変わらず、一度に多くの量を摂取することができ、吸収性が高いことが特徴です。

コラーゲンペプチドは、褥瘡の予防や改善にも、意義があるのではないかと注目されています。

参考文献

「褥瘡モデルラットにおけるコラーゲンペプチド経口摂取の褥瘡治癒促進作用」 中尾光治、楠畑雅、原浩祐、五十嵐雅陽、山崎則之、小山洋一薬理と治療41:587-596 (2013)

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