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【連載】看護に役立つ生理学

第13回 BUNとクレアチニン、なぜ両方見る必要があるの?

執筆 梵天ゆとり(ぼんてん・ゆとり)

医師、日本医学放射線学会会員

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BUNよりクレアチニンのほうが正確なら、一体何のために両方を測定するのでしょうか?

確かにBUNだけを測定しても不確かなことは多いのですが、クレアチニンの値とセットにして比較することで、BUNは本領を発揮します。

尿素もクレアチニンも、糸球体を通過するという点では同様ですが、その後に違いがあります。

原尿のクレアチニンがほぼそのまま尿中に排泄されるのに対して、尿素の一部は尿細管で回収(再吸収)されるのです。

尿素が全く何の役にも立たない老廃物であったなら、こんな仕組みは不要かもしれません。

しかし、尿素には隠れた役割があります。それは、浸透圧によって水分を体内に保つ役割です。

この役割の大半は、ナトリウムなどの電解質が担っていますが、尿素も少しばかり貢献しているのです。

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