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【連載】苦手克服応援企画【心電図】

心電図でみる洞不全症候群(SSS)の波形・特徴とは?

解説 曽原 寛

葉山ハートセンター 不整脈センター部長

監修 曽原 寛

葉山ハートセンター 不整脈センター部長

Shindenzu1 min  1

洞不全症候群の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。


心電図でみる洞不全症候群の特徴

洞不全症候群はルーベンシュタイン分類によってⅠ群~Ⅲ群まで分けられています。

I群「特定原因のない洞性徐脈(HR<50/min)持続性洞性徐脈」

RR間隔の延長

Ⅱ群「洞停止」「洞房ブロック」

洞停止

P波が一定のリズムで現れず、PP間隔が延長する

洞房ブロック

P波が一定のリズムで現れず、PP間隔が延長する。延長したPP間隔のそれまでのPP間隔の2倍、もしくは整数倍となる 実際には、洞停止と洞房ブロックとの鑑別は難しい

Ⅲ群「徐脈頻脈症候群」

Ⅰ、Ⅱ群のほかに心房粗動(AFL)、心房細動(AF)、発作性上室頻拍(PSVT)といった頻脈を伴うもの ※突然、心房細動の後に脈が戻りその後すぐに洞停止になった場合、失神する可能性がある

次のページでは「洞不全症候群の症状、治療などの特徴」について解説します。