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【連載】血液ガスの基礎知識とアセスメント

酸素化の評価のポイントは?

解説 南雲秀子

湘南厚木病院 看護師長/米国呼吸療法士(RRT) / 保健医療学修士(MHSc) 日本呼吸ケアネットワーク 理事

Nagumo min

Mark question

みんなが苦手とする血液ガス分析。この連載では、Q&A方式でわかりやすく解説します。今回は「酸素化の評価のポイント」について取り上げます。


3つの要素からアセスメントする

酸素化を評価するときは、PaO2の値の目標をどこにおくかが重要になります。

そのためには、PaO2の正常値(図1)に加え、患者さんの

  1. 年齢
  2. 基礎疾患
  3. 現時点での病態

の3つの要素を合わせてアセスメントする必要があります。

つまり、基準値はあくまでも目安であって、患者さん個々の状態に応じて目標を設定していくことが大切です。

PaO2の評価

1.年齢

PaO2は年齢によってその正常値が異なり、高齢になるほど低くなります。

[年齢ごとの正常値の求め方]

仰臥位:PaO2=100-0.3×年齢

座位:PaO2=100-0.4×年齢

年齢別PaO2の正常値

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