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【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第88回 訪問看護はどう見える?

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

前回に引き続き、大学院で新卒訪問看護の研究に取り組むスタッフをご紹介します。


考え方に変化が

大学院の教授や院生は、岡田が訪問看護でアルバイトをしていることをどう見ているのだろうか。

「新卒・新人の看護師が訪問看護の世界で活躍できることは、わが国の政策的テーマでもあり、いわばホットな話題。実際に訪問看護を実践することになった私と触れ合うことで、訪問看護の現実を知る機会になります。

『大変貴重だ』と学校でも評判なんですよ。私には訪問看護のことを伝える役目があると思っています」と岡田。自身も訪問看護師の実態を見ることで、考え方が変わったと言う。

求められる人間的魅力

「訪問看護師は患者さんの家に入るのだから、患者さんに受け入れてもらえる人間的魅力が求められます。同時に看護の知識やスキルといった看護の専門性も必要。この二つを発揮できれば訪問看護師として活躍することも可能だと考えています。なので、若くてもいいと思うのです。

実際に、若い看護師がベテランより劣るとは決して思えません。もしも分からないことがあれば、すぐに周囲のスタッフに聞く、そんな若い人の吸収力と柔軟性を見ていれば、患者さんにもそれが伝わり、好意的な信頼関係の形成につながります。これは患者さんにとっても看護師にとってもよい効果を生むはずです」

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