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【連載】伝える技術

新人ナースは報告しすぎるくらいがよい「ホウ・レン・ソウ」

解説 小山 美智子

株式会社C-plan 代表取締役 医療経営コンサルタント/医療接遇アドバイザー

社会人のマナーの一つとして「ホウ・レン・ソウ」があります。これは、「報告・連絡・相談」の略。学生の頃にはなかなか習慣化されていない行動ではありますが、このホウ・レン・ソウが、社会では非常に大切なのです。

臨床の現場であっても、仕事として皆さんが看護をする限り、その行動の責任は必ず誰かが負う立場にあります。

多くは皆さんの上司にあたりますが、この責任を負う立場の人が適切に正しく責任を負うことができるように、部下や同僚からのホウ・レン・ソウが必要になるのです。


ホウ・レン・ソウとは?

  1. ホウ・・・ 報告は、主に上司から出された指示や命令について、行った業務や行動について、その経過や結果を伝えることをいいます
  2. レン・・・ 連絡は、同じ情報を共有するべき関係者に対し、つながりをつけ、情報を知らせることをいいます
  3. ソウ・・・ 相談は、自分一人では判断できない業務にあたるとき、責任者に意見や判断を尋ねることをいいます

このようにホウ・レン・ソウは、指示系統と責任の所在が明確な仕事の場では大切な行動ですが、忙しい臨床では、相手への配慮も欠かせません。

相手の行動を止めてしまったり、急いでいるときに無理に行ってはせっかくのホウ・レン・ソウを相手も役立てることができません。

そこで、「今はお時間よろしいですか?」「3分だけ報告させていただけますか?」などの言葉を添えてタイミングを図るように心がけると、社会人としてのマナーが引き立ちます。

新人のうちは報告しすぎるくらいがよいでしょう。不手際がないよう優先順位を考えて行動しましょう。

報告・連絡・相談の重要性

(『ナース専科マガジン』2015年4月号から改変利用)

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