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【連載】認定看護師の褥瘡ケア講座

ドレッシング材を知る・選ぶ・使いこなす! 「ハイドロジェル」と「アルギン酸塩」

解説 樋口ミキ

日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 皮膚・排泄ケア学科 主任教員 皮膚・排泄ケア認定看護師

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ドレッシング材の特性、創に合わせた選び方・使い方のポイントをわかりやすく解説します。

今回は、ハイドロジェルとアルギン酸塩のドレッシング材を取り上げます。


ハイドロジェルの特性を知る

機能・特徴

  1. 水分を多く含むため、湿潤環境の維持が可能
  2. 冷却作用により、炎症や疼痛をやわらげる
  3. 自己融解の促進によって壊死組織を除去

使用に適した創

  1. 滲出液の少ない創
  2. 乾燥傾向の創
  3. ゲル状タイプ・・・乾燥気味の痂皮や壊死組織のある創

ハイドロジェルを使いこなす

剥離・交換時のポイント

  1. 周囲の皮膚が浸軟しやすい点に留意して使用する
  2. 乾燥すると剥離しにくいため、生理食塩液などで湿らせながら除去する
  3. 透明ゲルが混濁してきたら交換する

アルギン酸塩の特性を知る

機能・特徴

  1. 自重の約20倍の吸収力
  2. 局所の止血作用

使用に適した創

  1. 滲出液が中等量~多量の創
  2. デブリードメント後の出血傾向の創

アルギン酸塩を使いこなす

貼付時のコツ

  1. 創面が乾いている場合は、生理食塩液で湿らせてから貼付する
  2. ゲル化する際に膨らむため、創腔に充填するときは余裕をもたせる

剥離・交換時のポイント

  1. 二次ドレッシング材から滲出液がしみ出してきたら交換する

(『ナース専科マガジン』2010年6月号より改変利用)