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【連載】自信が持てる!人工呼吸器アラーム対応

人工呼吸器アラーム対応【水位異常アラーム編】

解説 野口裕幸

CE野口企画 代表 臨床工学技士

Aikyatti

人工呼吸器には、さまざまなアラームが備えられています。ここではそれぞれアラームが鳴ったときの対応の流れを解説します。


水位異常アラームとは?

患加温加湿器の本体(チャンバ)内の水量が不足していることを知らせるアラームです。

チャンバ内の滅菌精製水の量が不足し、空だきになると、患者さんに乾燥した高温のガスが供給されてしまいます。場合によっては気道熱傷を起こすこともあり、非常に危険です。

なぜアラームが鳴るのか?

チャンバ内の滅菌精製水がなくなると、過剰に加温することを防止するために温めることをやめてアラームが鳴ります。ガスの供給量が少ないと、アラームが作動するまでに15分以上かかることもあるので注意が必要です。

アラーム対応

水位異常アラームが鳴った場合は、機械は壊れていなくても、加温加湿器と回路は全て交換する必要があります。

これはチャンバ内の温度が過剰に上がり、中の空気が温められ、そこに水を入れると熱風が患者さんに送り込まれる危険があるためです。

(『ナース専科マガジン』2015年5月号から改変利用)