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【連載】IN/OUTバランスと輸液

IN/OUT(水分出納)のバランスを管理する!

解説 三宅 康史(みやけ やすふみ)

昭和大学医学部 救急医学講座 教授 昭和大学病院 救命救急センター長

解説 飯野 靖彦(いいの やすひこ)

日本医科大学名誉教授

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脱水や浮腫などの症候だけでなく、腎不全、心不全、糖尿病など、さまざな疾患の原因となるIN/OUTバランス(水分出納)。ここでは、IN/OUTバランスについて解説します。


バランスシートで水のIN/OUTを把握する

輸液管理で大切なことは、補給されている量が適切で、体液量が必要に応じて一定に保たれているかを評価することです。過剰な輸液は電解質バランスを崩したり、心臓や腎臓への負荷を大きくします。逆に少ない場合には、脱水症状を引き起こすこともあります。

したがって、投与後も経過を観察・評価しながら、適切な輸液ができるように処方を確認していくことが必要です。

その評価で重要になるのが、体内に入る量・摂取量(INPUT) と体外に排出される量・排泄量(OUTPUT)のバランスです。

IN/OUTの確認にはバランスシートを用います。

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