お気に入りに登録

【連載】泣いて笑って訪問看護

第1回 『私、看護師やってていいですか』―看護師を辞めたい思いを留まらせた利用者様からの声

執筆 川上 加奈子(かわかみ かなこ)

株式会社のものも よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任

Kawakami02

Np 218772 icon2

医療の場が在宅へと比重が高まるものの、まだまだ知られていない訪問看護。ここでは訪問看護の実際について、エピソードを通じてご紹介します。


訪問看護、飛び込んではみたけれど・・・

Tさんは看護師になってからずっと一つの病院で働いてきた。

長い間勤めてきた職場は居心地もよく、周りは先生もスタッフも全て顔見知り。彼女はずっとこのままこの病院にいるんだろうなと誰もが思っていたという。

しかし、彼女は密かに悩んでいたそうだ。

“ 慣れた環境の楽な中でこのまま何となく看護師を続けていていいのだろうか―”と。

そんな時、同僚が訪問看護師に転職したのを知り、心が動いたらしい。

転職した同僚がとてもイキイキしているように見え、“自分ももしかしたら、もっと違う分野で頑張れるんじゃないか?”“試してみたい、もっと成長したい…”。

そんな思いでTさんは病院を辞めて、うちの訪問看護 ステーションへやってきたそうである。

>> 続きを読む