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【連載】褥瘡ケア あなたの疑問をズバリ解決!

在宅で褥瘡を管理する際に最低限揃えたいドレッシング材は?

執筆 椎名 幸恵(しいな さちえ)

総合病院国保旭中央病院 皮膚・排泄ケア認定看護師

いざ褥瘡の患者を目の前にしたとき、経験不足から実践に迷いがあったり、ケアに自信が持てないこともあるでしょう。そこでここでは、褥瘡ケアで今さら聞けないギモンを取り上げ、解説します。


『ハイドロコロイド』と『ポリウレタンフォーム』があるとケアがしやすいと思われます

『ハイドロコロイド』と『ポリウレタンフォーム』の2つを揃えることが可能であれば、滲出液管理ができ、対応がしやすいでしょう。

  1. ハイドロコロイド:小さな創で滲出液が少量であれば、ゲル化して創面を乾燥させず、湿潤環境を維持できます。
  2. ポリウレタンフォーム:深い創や滲出液が多い場合に、優れた吸収力で対応できます。

交換目安も、毎日ではなく3日前後を目安に、在宅での介護者、訪問看護介入者に合わせて計画していくことも必要となります。

2014年度診療報酬改定で保険算定要件が変更に

2014年度の診療報酬改定で、在宅での創傷被覆材等の保険算定要件の見直しが行われました。

それまでは、医療機関からの訪問診療等で患者に現物を支給し、その分の皮膚欠損用創傷被覆材や非固着性シリコンガーゼの保険償還価格での費用を「在宅療養指導管理料」等に加えて、その総額について患者が自己負担分を支払うという形式でした。

しかし今回の改定により、処方せんによる購入(支給)が可能になりました。ただし、あくまでも皮下組織に至る褥瘡(筋肉、骨等に至る褥瘡を含む)を有する患者で、いずれかの「在宅療養指導管理料」を算定している場合に限られます。該当する創傷被覆材は、前記の2つになります。

(『ナース専科マガジン』2015年7月号から改変利用)

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