【連載】ナースのための社会人マナー

【看護師のマナー】第2回 お辞儀は3種類、場面に応じた使い分けを

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部


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看護師のコミュニケーションとマナー


ありがとうとお辞儀をするコツ

 相手に感謝したり、目上の人に挨拶するときなどに、お辞儀をします。お辞儀は、相手への感謝、親愛、尊敬の気持ちを伝えるものです。

 でも、丁寧にしようとするあまり、必要以上に深く頭を下げてしまったり、顔を下に向けるだけだと、不格好になってしまいます。これでは正しいお辞儀とはいえず、相手の心には届きません。

 正しいお辞儀とは、いったいどんなものなのでしょうか。

頭ではなく、胸でするのがポイント

 まず、お辞儀をする=頭を下げるという考え方を捨てましょう。

 歌舞伎の世界では鉄則とされることですが、お辞儀は、頭でなく、胸でするものなのです。その場で軽く、胸を倒すことを意識してお辞儀をしてみてください。するとどうでしょう。頭だけでするのと比べて、驚くほどスムーズにいきませんか?この感じをつかんで、胸でお辞儀をする習慣をつけていきましょう。

 次に、お辞儀の深さについてです。

 だれに対しても同じくらいでいいものではなく、TPOによってふさわしい深さの目安があります。大きく分けて3種類あるので、場面に応じたお辞儀ができるようにしましょう。

 1.会釈(朝夕の挨拶など)
 背筋を伸ばしたまま、軽く胸を倒す感じで、上体を15度に傾ける。表情は、にこやかに笑いかける雰囲気で。

 2.敬礼(来客の出迎えなど)
 上体を30度まで傾け、ゆっくりと丁重に行う。

 3.最敬礼(大事なお願い、おわび)
 恐縮している場面なので、45度くらいまで深々と。

 次回は、「正しい言葉遣い」ついて、お話していきます。

(『新人ナースのための社会人マナーブック 失敗しない接遇とコミュニケーション術』2007年、アンファミエ刊.から改変利用)

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