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【連載】“何かヘンだ”がわかる! 急変前に気づく五感アセスメント

第2回 急変時に生き残るために抵抗する身体「生き残りシステム」を理解する!①

解説 佐仲 雅樹(さなか まさき)

津田沼中央総合病院内科/東邦大学医療センター大森病院総合診療・救急医学講座 客員講師/城西国際大学薬学部 客員教授

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はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。

この連載では、急変前の「何かヘン」と感じる患者への直感的な違和感について解説し、急変を見抜く力を養います。


ホメオスタシス、つまり血液環境が乱れると、それに全身(患者さんの全体)が反応します。これが「危険なサイン」であることを本解説の第1回でお話しました。

ところで、人体にはもともと「生き残りシステム」なるものが備わっています。

「生き残りシステム」は人間だけではなく、すべての動物がもつ「進化の賜物」です。生命の危険に直面すると自動的に「生き残りシステム」が動き出します。実は、「生き残りシステム」の活性化(全身の反応)が「危険なサイン」として現れるのです。

「生き残りシステム」とは?

生き残りシステム」とは、どんなシステムでしょうか。大きな流れでいえば、

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