【連載】ナースのための社会人マナー

【看護師のマナー】第12回 お礼とお返しは心をこめて

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

お返しする金額がこだわらない傾向に

大人の社会には、面倒な決まりごとがたくさんあります。
なかでも冠婚葬祭はその典型。そのつどお礼やお返しが生じるので、しばしば頭を悩ませる人も多いはずです。

でも、これはスムーズな人間関係を築くうえではおろそかにできません。
それぞれのシーンをわきまえて、社会人として恥ずかしくない行動をしたいものです。

たとえば、あなたの家に不幸があったとして、職場からお香典をいただいたら、さて、どうすればいいのでしょうか?

基本的に、お返しはいただいた金額に応じて、慶事の場合は倍返し、弔事の場合は半返しになっていますが、最近ではあまり金額にこだわらなくなっています。

いただいたお香典がスタッフ全員の連名でひとつなら、お返しもひとつで済ませることもよいでしょう。
それとは別に、院長が個人で香典を包んでくださっていれば、こちらは個別にお返しをします。

家族の不幸とはいえ、何日間かは仕事を休ませてもらうのですから、その感謝を込めて、お礼のお菓子をスタッフに持っていけば完璧です。

金品でも手段でも心のこもったお返しを

冠婚葬祭に限らなくても、大人の世界では、おつきあいをするうえでお祝いなどをいただくことが多々あります。
誕生日を祝ってもらったり、引っ越し祝いをもらったり……。

いずれの場合も、お返しの仕方にははっきりした決まりはありません。
いただいたものの半額くらいの品物を贈るのもいいですし、相手の誕生日を祝ってあげるのもいいでしょう。

何よりも大事なのは、あなたの感謝の気持ちです。よりよい人間関係のために、心のこもったお返しをしましょう。

次回は、「休暇を取るときの気配りの仕方」についてです。

(『新人ナースのための社会人マナーブック 失敗しない接遇とコミュニケーション術』2007年、アンファミエ刊.から改変利用)

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