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【連載】ナースに英語は必要かしら?

第3回 英語教育の落とし穴

執筆 佐藤まりこ

米国RN(Registered Nurse)

国際化の時代、看護師にも英語は必要でしょうか? 移住者や観光客が増えているから、というのはもちろん、実はそれ以上に、看護師に英語が必要なワケがあるのです。看護師と英語の深ーい関係を、英語教育の現状に触れながら、解き明かしていきます。


語力=知力の勘違い

「英語ができたらかっこいい」「英語ができたらもてる」「英語ができたらすごい」など、英語はいつからこうした憧れの対象となったのでしょうか?

世界の4人に1人が使用する英語は、世界の共通言語という枠を超え、今やよりよい高等教育を受けるための門番となりつつあります。

「英語ができないと希望の学校に入れない」

こうした受験生にのしかかる教育現場の現状が、「英語ができる=優秀」という方程式を生み出したのかもしれません。

しかし、ここで注意すべきは、“英語が話せることと、その人の知力は無関係である”ということです。

日本語で書かれた算数ができなければ、英語で書かれた同じ問題も解けるはずがないように、英語力と問題解決力は全くの別物です。英語というのは、あくまで言語であり、言語とは自分のアイデアや意見、技術や能力を表現する意思伝達の手段です。 
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