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【連載】ナースに英語は必要かしら?

第8回 「看護師に英語はいらない」もっともな理由

執筆 佐藤まりこ

米国RN(Registered Nurse)

国際化の時代、看護師にも英語は必要でしょうか? 移住者や観光客が増えているから、というのはもちろん、実はそれ以上に、看護師に英語が必要なワケがあるのです。看護師と英語の深ーい関係を、英語教育の現状に触れながら、解き明かしていきます。


看護職イメージの表と裏

これまでは、懸念される英語教育の落とし穴に触れながら、なぜ英語なのか、なぜ日本人に英語は必要なのかについてフォーカスを当ててきました。

ここからは看護師に焦点を当て、「なぜ看護師に英語は必要なのか?」、教育ビジネス、国の政策、時代の流れやニーズに注目しながら、この答えを導いていきます。

看護師といえば、「白衣の天使」に始まり、女性の就きたい職業では常に上位にランキングします。手に職があり、一生活躍できる職種という華やかなプラスのイメージがあるかもしれません。

一方で、一般的によくいわれる「きつい」「汚い」「危険」の3Kに、「規則が厳しい」「給料が安い」「休暇が取れない」「婚期が遅れる」「化粧のノリが悪い」「薬(精神安定剤など)に頼って生きている」の6Kが加わり、9K職種というマイナスのイメージも存在します。

事実、決して仕事は楽ではありません。特に、新人時代は休日も自分の時間がもてず、プライベートを犠牲にするケースを何度となく見てきました。

そんな中で、日ごろ必要性が感じられない英語に時間を割くなど、論外といったところかもしれません。
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