【連載】実践!エンゼルケア

第15回 エンゼルメイク実践編 (3)蒸しタオルと乳液による整肌

解説 小林光恵

「エンゼルメイク研究会」「看護に美容ケアをいかす会」代表

前回のクレンジング・マッサージからの続きを実践していきます。今回のエンゼルメイクはクレンジング・マッサージにより皮膚の汚れがとれた後、蒸しタオルと乳液で整肌をします。(今回は女性をモデルとしていますので、男性の髭そりをする場合は「ナースのためのエンゼルケア(学研メディカル秀潤社)」をご参考になさってください)


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エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的・手順など


蒸しタオルの目的

 蒸しタオルの効用は、肌を柔らかくし、潤いのある肌質に整えてくれることです。蒸しタオルにより熱を与えることで、皮膚が反応し、毛穴が開いて汚れが取れやすくなります。この場面は、ご家族の「気持ちよさそう」という印象につながります(蒸しタオルをあてるのは気持ちいいものだと実感をもっている人が多い)。

1.患者さんの顔に蒸しタオルを当てます。
蒸しタオル実践写真

2.鼻孔をふさがないように顔全体を蒸しタオルで包みます。耳と首にも当てます。
蒸しタオル実践写真②


3.蒸しタオルを上から軽く押えます。この時、ご本人に「熱くないですか、お疲れさまでした」などとお声をかけるのもよいでしょう。
蒸しタオル実践写真③

4.蒸しタオルが冷たくなる前に外し、汚れと油分をしずかにていねいに拭います。
蒸しタオル実践写真④

乳液による整肌の手順

1.乳液を手のひらにとり、両手のひらを合わせて揉むように温めて、手のひらに乳液を広げます。
乳液による整肌の手順

2.顔を包むようにして乳液をなじませます。
乳液による整肌の手順②

3.耳や首にも乳液をなじませます。
乳液による整肌の手順③

 次回も引き続き、エンゼルメイク実践編 (4)「クリームファンデーションとフェイスパウダー」を解説します。

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