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【連載】ナースに英語は必要かしら?

第10回 看護師安定神話を崩壊に導くもの

執筆 佐藤まりこ

米国RN(Registered Nurse)

国際化の時代、看護師にも英語は必要でしょうか? 移住者や観光客が増えているから、というのはもちろん、実はそれ以上に、看護師に英語が必要なワケがあるのです。看護師と英語の深ーい関係を、英語教育の現状に触れながら、解き明かしていきます。


看護師過剰時代の到来

深刻な看護師不足が社会問題となっている日本の看護師求人市場には、好条件の求人があふれています。

そのような中で“看護師過剰時代”といわれても現実味を帯びたものに聞こえないかもしれません。

看護学科に人気が集まるのは、相変わらず「看護師は転職に困らない安定した職種、リストラからは無縁」と信じられているからでしょう。しかし、この“看護職は一生安泰”という神話は、この1~2年で崩壊するでしょう。

日本がアメリカの二の舞となるのも時間の問題といえるのは、前回述べた看護学科新設ラッシュに関することだけではありません。厚生労働省は、看護師の大リストラともとられかねない方針を打ち出しているのです。

まず、なぜここ数年で看護師紹介ビジネスが過熱し、好条件の看護師募集が増えたのでしょうか。

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