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【連載】泣いて笑って訪問看護

第14回 『訪問看護で直面する悲しみ』―グリーフケアとは?

執筆 川上 加奈子(かわかみ かなこ)

株式会社のものも よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任

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医療の場が在宅へと比重が高まるものの、まだまだ知られていない訪問看護。ここでは訪問看護の実際について、エピソードを通じてご紹介します。


悲しい・・・。

こんなに悲しいのは初めてかもしれない。

毎回大切な利用者さんが亡くなる度に思うことではあるが、今回はさすがに訪問に入って直ぐに担当になり、今日まで連れ添った五年目の方であった。

覚えているだろうか―。

前に、胃瘻を造設するか否かで迷ったというエッセイに出てきたアルツハイマーのMさん

胃瘻を造設してからは順調で、この先も長く寄り添って生きていけると信じていただけに、ショックが大きかった。

いま、自分の想像を超えた虚無感に正直戸惑っている。

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