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【連載】Dr.パクのドタバタ離島医療奮闘記

第16回 医療者らしく振る舞うということ―患者との信頼関係を築くには

執筆 朴 大昊(ぱく てほ)

鳥取大学医学部地域医療学講座 助教

Paku

看護師は夜勤のラウンドや訪問看護など、患者さんの健康状態を確認する機会が多くありますが、患者状態を適切に判断するためには、プライマリ・ケアの技術が大いに役立ちます。

本連載では、拠点病院などによる後方支援を期待できない土地で、医療・検査機器などもない患者宅で医療を提供する「へき地医療」を通じ、“究極のプライマリ・ケア”と地域医療の実際を解説します。


1年前の自分が恥ずかしい

みなさんは恥ずかしい過去をもっているでしょうか?
昔のテレビ番組で、日本の大学進学を目指して日本でアルバイトをする中国人留学生を追いかけたドキュメンタリーがありました。

最後に夢の第一歩となる大学合格を果たしたとき、彼は「1年前の自分が恥ずかしい」と言ったのを強烈に覚えています。

こうした過去の自分への「恥ずかしい」という感情は、自分が四苦八苦もがいて成長して、その先で感じる感情なのかもしれません。

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