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【連載】Newsのツボ

院内助産システムってなに? 不足する院内助産・院外助産所と助産師

解説 堀内成子

聖路加産科クリニック副所長 / 聖路加看護大学 教授

ニュースで取り上げられたキーワードについて解説します。


院内助産が推進される背景

院内助産システムは、日本看護協会助産師職能委員会によって、「病院や診療所において、保健師助産師看護師法で定められている業務範囲に則って、妊婦健康診査、分娩介助ならびに保健指導(健康相談・教育)を助産師が主体的に行う看護・助産提供体制としての『助産外来』や『院内助産』を持ち、助産師を活用する仕組み」と定義されています(2009年2月)。


具体的には、医師との役割分担・連携を図りながら、チーム医療のもと、ローリスク妊産褥婦さんに対して、助産師が妊婦健康診査、分娩介助、保健指導を行うというもの。この定義が確定した時期には、厚生労働省においても、「安心と希望の医療確保ビジョン」や「院内助産所・助産師外来施設整備事業」が施行されるなど、新たに明確化された助産師のあり方に期待が寄せられることになりました。

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