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【連載】ナースの体調管理に役立つ! ハーブ&アロマケア

第7回 ストレスケアに役立つハーブ&アロマ (2)「ハーブティーのブレンド」「アロマ(精油)の活用法」

監修 林 真一郎 (はやし しんいちろう)

グリーンフラスコ研究所 代表・薬剤師、東邦大学薬学部客員講師

執筆 今 知美(こん ともみ)

グリーンフラスコ研究所 保健師・看護師・公衆衛生学修士 JAMHA認定ハーバルプラクティショナー

看護や臨床の世界で関心度が高まるメディカルハーブとアロマセラピー。医薬品には、古来より植物療法として用いられてきた成分を単離・合成したものが多くあります。現代においても自然に近い形で植物を取り入れていくことで、身体への負担の少ない緩やかな働きかけが期待されています。
医療の現場では、補完・代替療法として在宅医療、介護に。また病棟でも緩和ケアの場面などで活用されてきています。
本連載では、メンタル面も肉体的にもハードな仕事をもつナースのみなさんの体調管理に、また心身の不調に合ったハーブ・アロマのセルフケアの活用法についてご紹介します。


ハーブとアロマをストレスケアに役立てる活用法

今回はリラックスやリフレッシュをしたいときに、手軽に取り入れることができるハーブとアロマの活用法をご紹介します。コツはお好みのハーブ・アロマを使うこと。フィトケミカルのさまざまなな働きはあるものの、自分の好きな香り・好きな味がより一層ストレスケアに役立つのです。

ハーブをブレンドする

ドライハーブの写真

ハーブティーの淹れ方

・1杯200mlに対して、ティースプーン1杯(約2~3g)のハーブを使います(ブレンドする場合は総量で3~4g程度)。

・95度以上のお湯を使い、ティーポットに必ず蓋をして、花や葉などは約3分の抽出、根や種子は5分以上で抽出します。最後の1滴は「ベストドリップ(食品本来の風味やうまみのある液汁)」といわれています。

ハーブティーの効果的な飲み方

・植物の成分を1日有効に働きかけたい場合は、1日3回、毎食後に飲むとよいでしょう。
ただし目的の働きかけによっては、食前または眠前に飲む方が効果的な場合もあります。

色・味・香りを楽しみながら、ゆっくりと飲みましょう。

ストレスケアにおすすめのブレンドハーブ

ブレンドハーブティーの写真


ハーブティーをブレンドをするときは、美味しい味をつくることもリラックスにつながります。ブレンドを美味しくつくるコツは、基本となるハーブ(カモミールやレモングラス等)をメインに他のハーブを調整します。いろいろと試して自分の好きな味を見つけてみましょう。

飲みにくい味のハーブの場合は、ペパーミントを足すと飲みやすくなります。今回は2種類のブレンドのご紹介ですが、慣れてきたら3、4種類のハーブをブレンドして自分の好きな味に仕上げることもできます。

ハーブショップでは、目的別にブレンドハーブのティーパックも販売されています。毎日忙しい看護師のみなさんはリラックスブレンドのティーパックを選んでみるのもひとつでしょう。

ここでは、ストレスケアにおすすめの「ブレンドハーブの種類」をご紹介します。

○リラックスしたいときに
オレンジフラワーとリンデン
ジャーマンカモミールとベルベーヌ
ベルベーヌとペパーミント

リフレッシュと気分転換に
レモングラスとペパーミント

○不安や恐れが強いときに
ジャーマンカモミールとパッションフラワー

○軽い抑うつに
セントジョーンズワートとジャーマンカモミール
セントジョーンズワートとペパーミント

○眠れないときに
セントジョーンズワートとジャーマンカモミール
パッションフワラーとジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールとペパーミント

○ストレスによる胃の不調に
ジャーマンカモミールとペパーミント(食前に飲むとよい)
レモングラスとペパーミント

ドライハーブを手浴・足浴・入浴剤として使う

ドライハーブの手浴実践写真

○ドライハーブの手浴・足浴・入浴でリラクゼーション
カレンデュラ・ローズ・ラベンダー・ローズマリーなど、色がキレイで香りのよいドライハーブを洗面器やお風呂に浮かべて、手浴・足浴・入浴を楽しみましょう。そのまま入れるとお風呂の掃除が大変に感じる場合は、ドライハーブをお茶パックに入れると便利です。またハーブバスソルトの活用は発汗を促しデトックスにも役立つでしょう。

○ハーブサシェで手軽に楽しむ
好きなハーブをサシェ袋に詰めて、枕元においたり、鞄に入れたりして香りを楽しみましょう。好きな精油を1、2滴たらすと香りがより高くなります。


次ページでは:簡単にできる! 「アロマ(精油)の芳香浴とマッサージ」をご紹介します。

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