お気に入りに登録

【連載】よくわかる! 気管切開の大事なところ!

気管切開の適応になるのはどんなとき?

執筆 和足孝之

Mahidol University, Faculty of Tropical Medicine.

気管切開の適応は大きく3つ

気管切開の処置は老若男女問わず、救急室や集中治療室などの超急性期から、在宅介護や療養施設などの慢性期まで幅広くみられます。そのため、日常的に遭遇する機会も多いと思います。

気管切開の適応は、1.長期人工呼吸管理が必要な場合、2.気道分泌物が多い場合、3.上気道の閉塞のおおよそ3つに大別されます(図)。詳細な病態は下記に示しますが、原則原理はこの3つを理解できれば十分です。

気管切開の適応

1.長期人工呼吸管理が必要な場合

脳卒中などの中枢神経障害や難病の神経変性疾患以外に、どうしても抜管できないくらい呼吸状態が悪い状態があてはまります。

2.気道分泌物の除去目的

簡単にいえば分泌が非常に多い基礎疾患があるか、そもそも自力で痰を出せない状態といえます。

>> 続きを読む
ページトップへ