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【連載】この心電図をみたら何をすべき?

第4回<読み方・対応編②>上室性期外収縮(SVPC)または心房性期外収縮(PAC)

解説 大八木秀和

JCHO大阪病院循環器内科医長/日本循環器学会認定循環器専門医

(1)心電図波形の特徴

みなさんは、期外収縮という言葉に馴染みがあるでしょうか。

期外収縮とは、次に出現する正常な間隔の波形よりも早く現れるものを指し、別名を早期収縮といいます。今回はこの期外収縮について、QRSの幅から上室性(心房性)を見分ける方法をお話しします。

まず、期外収縮は幅の広いQRS波(3メモリ以上)と幅の狭いQRS波(3メモリ未満:多くは2メモリ)の2つがあります。後者が洞調律のP-QRS波と違うタイミング(期外)で発生する場合、上室性期外収縮(SVPC)もしくは心房性期外収縮(PAC)といいます(図1)。

心房性期外収縮(PAC)の心電図波形
図1 心房性期外収縮(PAC)の心電図波形

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