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【連載】この心電図をみたら何をすべき?

第5回<読み方・対応編③>心房細動(AF)

解説 大八木秀和

JCHO大阪病院循環器内科医長/日本循環器学会認定循環器専門医

(1)心電図波形の特徴

心房細動。読んで字のごとく、心房が細動している状態をいいます(図1)。

心房細動説明図
図1 心房細動

これは目に見えて、実際心臓の手術の際に、“この波打っているのが心房細動だよ”と心臓血管外科の研修中に教わったのをいまでも覚えています。

そんなことを思い出しながら、心房細動の心電図波形をみてみると、次のような特徴が読み取れます(図2)。

①基線の揺れが多い
②P波がない
③QRS幅が狭い(3メモリ未満)
④RR間隔が不規則

心房細動の心電図波形
図2 心房細動の心電図波形

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