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【連載】ナースの体調管理に役立つ! ハーブ&アロマケア

第13回 胃腸の不調に役立つハーブ&アロマ(2)便秘編

監修 林 真一郎 (はやし しんいちろう)

グリーンフラスコ研究所 代表・薬剤師、東邦大学薬学部客員講師

執筆 今 知美(こん ともみ)

グリーンフラスコ研究所 保健師・看護師・公衆衛生学修士 JAMHA認定ハーバルプラクティショナー

看護や臨床の世界で関心度が高まるメディカルハーブとアロマセラピー。医薬品には、古来より植物療法として用いられてきた成分を単離・合成したものが多くあります。現代においても自然に近い形で植物を取り入れていくことで、身体への負担の少ない緩やかな働きかけが期待されています。
医療の現場では、補完・代替療法として在宅医療、介護に。また病棟でも緩和ケアの場面などで活用されてきています。
本連載では、メンタル面も肉体的にもハードな仕事をもつナースのみなさんの体調管理に、また心身の不調に合ったハーブ・アロマのセルフケアの活用法についてご紹介します。


今回は、胃腸の不調に役立つハーブ&アロマの便秘編です。便秘も女性にとってありがちな悩ましい問題ですね。胃の不調のときと同様、心身をリラックスさせてハーブティーとアロマセラピーを愉しみましょう。

女性に便秘はなぜ多い?

女性は男性と比べると便秘になりやすいといわれます。その理由は、腹筋が弱いことや女性ホルモンの影響、ダイエットや便意を我慢する傾向があるなどが考えられます。

また便秘は、女性や高齢者に多い大腸の筋肉の緩みや腹圧の弱さが原因で起こる弛緩性便秘や、主にストレスが原因となる痙攣性便秘などがあります。現代人は食物繊維の不足や運動不足、腸内環境の悪化も便秘に影響するといえます。

イラスト

ナースの場合は、夜勤勤務による自律神経の乱れやストレス、忙しくて水分が取れない、タイミングよく排便できないなどの影響もあるでしょう。
  

便秘におすすめのハーブ

ここでは、リラックス作用や食物繊維の摂取、腸内環境の改善に役立つハーブティーのブレンドレシピをご紹介します。

リラックスするハーブブレンド
ジャーマンカモミール・リンデン・オレンジフラワー

食物繊維の摂取に
ダンディライオン・ローズヒップ

お腹にガスがたまるとき
フェンネル・ジャーマンカモミール

腸内環境の改善に
ダンディライオン・マルベリー・ローズヒップ・ハイビスカス

マルベリーの写真

ハイビスカスの写真

※胃腸が弱っているときはカフェインを控えたほうがよいでしょう。ダンディライオン(タンポポコーヒー)は、腸内環境の改善にも役立ち、ノンカフェインのコーヒーが愉しめます。食物繊維でもあるペクチンを含むローズヒップとのブレンドがおすすめです。



次ページでは、「便秘におすすめのアロマセラピーとその活用法」そして、Column「お家で育てるハーブ」をご紹介します。

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