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【連載】ナースの体調管理に役立つ! ハーブ&アロマケア

第18回 冷え性に役立つハーブ&アロマケア(1)概要編

監修 林 真一郎 (はやし しんいちろう)

グリーンフラスコ研究所 代表・薬剤師、東邦大学薬学部客員講師

執筆 今 知美(こん ともみ)

グリーンフラスコ研究所 保健師・看護師・公衆衛生学修士 JAMHA認定ハーバルプラクティショナー

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看護や臨床の世界で関心度が高まるメディカルハーブとアロマセラピー。医薬品には、古来より植物療法として用いられてきた成分を単離・合成したものが多くあります。現代においても自然に近い形で植物を取り入れていくことで、身体への負担の少ない緩やかな働きかけが期待されています。
医療の現場では、補完・代替療法として在宅医療、介護に。また病棟でも緩和ケアの場面などで活用されてきています。
本連載では、メンタル面も肉体的にもハードな仕事をもつナースのみなさんの体調管理に、また心身の不調に合ったハーブ・アロマのセルフケアの活用法についてご紹介します。


新年が明け、早いもので1月も終わりに近づきました。本格的な寒さの到来で、身体が冷えやすい季節です。冬は太陽の力が弱まり、自然界でも生命活動が衰える時期。中医学で冬は「蔵」の季節といい、エネルギーを蓄え、寒さ対策が重要な季節ともいわれています。

冷えの症状について

西洋医学では「冷え」を病気としては扱いませんが、東洋医学では「冷えは万病の元」として考えられています。「冷え性」は、外気温、ストレス、運動不足、食生活などが影響(身体を冷やす食べ物・飲物や栄養不足等)します。

また、女性ホルモンのバランスの乱れにより、自律神経に影響し血行不良も起こしやすく、身体の末端のみならず、全身の冷えや内臓の冷えも生じる場合があります。また東洋医学では、気・血・水や陰陽五行の考えにもとづき、陽気不足・気血不足・血行不良などタイプ別の冷え性の把握や、対応の仕方も違いがあります。

冷え性につながる不調

冷え性をほおっておくと、さまざまな不調につながることがあります。主な症状では、首や肩の凝り、腰痛、腹痛、生理痛、頭痛、不眠、疲労感、頭痛、肌荒れ、免疫力の低下、太りやすくなるなどです。

日常生活でおすすめの冷えケア

1)バスタイムの際は、38~40度の湯にゆっくりとつかり、体全体を温めましょう。代謝をよくするバスソルトやアロマ、ドライハーブを入れるのもおすすめです。
2)適度な運動は基礎代謝をあげるのに効果的です。筋力をつけると同時に血行もよくなるでしょう。
3)身体を冷やす食べ物や飲み物を控えましょう。
4)身体をしめつけない、ゆとりのある服装を心がけて血行を妨げないようにしましょう。
5)首・足首・おなかを冷やさないように、マフラーや温かいソックス、腹巻などを使用しましょう。
6)ストレスケアをして、自律神経の乱れを予防しましょう。
7)マッサージをして血行を促しましょう。



>>次のページでは、冷え性に役立つハーブとアロマの種類をご紹介します。

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