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【連載】知っておきたい! 在宅での必要な手技と医療機器・医療材料の取り扱い

在宅での膀胱留置カテーテルの取り扱いと注意点について知ろう!

監修 Life On Vital Element株式会社

LE在宅・施設 訪問看護リハビリステーション

執筆 三重野 綾香(ミエノ アヤカ)

Life On Vital Element株式会社 明大前支店 チーフ

膀胱留置カテーテルの適応

 膀胱留置カテーテルの適応には①膀胱容量が50mL以下②残尿100mL以上を認める尿閉③失禁による皮膚炎や褥瘡の悪化の予防 があります。また、本来の適応ではないが、主に介護的理由によって止むを得ず膀胱留置カテーテルを使用する場合もあります。

カテーテル抜去のタイミングと手順

 介護的理由での留置期間に関しては、できるだけ短期間で抜去できないかを検討するべきです。抜去のタイミングについて、かかわっている担当の往診医と相談することが看護師の役割でもあります。実際、状態が悪化し寝たきり状態になり入院され、膀胱留置カテーテル留置のまま退院となったケースが多々ありますが、在宅復帰されてから状態改善とともに、カテーテル抜去に成功したケースもあります。長期間膀胱留置カテーテルを挿入していた方の、カテーテルの抜去のタイミングに関しては、ご家族や担当医ともよく話し合ったうえで行っています。早い時間に訪問し、看護師がカテーテル抜去を行い、医師と設定した時間に再訪問し、自尿の確認を行い、必要であれば再挿入を行います。訪問看護サービスは通常曜日と時間を固定して、訪問していますが、このような場合は、訪問時間を調整する必要があります。

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