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【連載】訪看ステーション「よつば」の公開カンファレンス

CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース

執筆 川上 加奈子(かわかみ かなこ)

株式会社のものも よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任

CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース

今回は、以前ご紹介した「困難事例7のAさん」のその後をお伝えします。

ケースの振り返りとその後

50歳男性。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺があり、ほぼベッド上の生活のため、体重はこの数年で10kg近く増加している。
そこで体重管理のため、低カロリーの配食なども試したが、本人の拒否があって進まず、母親にも持病がありカロリーを考えた食事を作ることが困難だった。
Aさんには、本人への栄養管理への意識づけを兼ねて、3か月前ほどから食事日記を記録してもらっている。その結果、炭水化物の摂取量が明らかに多いことが判明したため、単純に食事量を半分ほどに減らす方向で動き出した。また、毎日の自主トレーニングメニューを決め、トレーニング結果を日記に書いていくこととなった。
はっきりとした診断はついていないが、Aさんには高次機能障害が疑われ、訪問開始当初は無気力が強く、コミュケーションもなかなかとれなかった。しかしこの数年間のかかわりにより、少しづつAさんから意思の表出がみられるようになってきた。
根気良いかかわりの結果、途切れがちであった日記やリハビリも最近は毎日欠かすことなく継続できていた。
しかし、これらの結果とは裏腹に、体重管理への結果はついてきていなかった。

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