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【連載】腹腔ドレーン管理のこんなことが知りたい! Q&A

開放式ドレナージと閉鎖式ドレナージの注意点

執筆 小貫智美

筑波メディカルセンター病院 看護部 看護師

Q.開放式ドレナージと閉鎖式ドレナージ、観察・管理をするうえで具体的にどんな点に注意が必要ですか?

A.ドレナージ回路の構造の違いによって、ドレーンの意図しない抜去や感染のリスクなど、観察のポイントは異なります。

開放式ドレーンの観察・管理上のポイント

Point 1 ドレーンの自然抜去や埋没に注意!

開放ドレーンは体外部が短く、自然抜去や腹腔内への埋没が起こりやすいことに注意が必要です。自然抜去によりドレナージが行えなくなってしまったり、埋没により腹腔内臓器損傷といった影響を及ぼしたりします。そのため、①ドレーンに損傷がないこと、②ドレーンの長さや位置、方向に変化がないこと、③固定にゆるみがないこと、をこまめに観察することが重要です。安全ピンを用いる場合には、ドレーンに対して安全ピンが水平にならないように固定しましょう。

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