お気に入りに登録

【連載】知っておきたい! 在宅での必要な手技と医療機器・医療材料の取り扱い

在宅における栄養補助食品の活用

監修 LE.O.VE株式会社

LE 在宅・施設 訪問看護リハビリステーション

S top 4color  1  min

執筆 千葉宏紀(ちば ひろき)

LE.O.VE株式会社 学芸大学店 管理者

S top 4color  1  min

高齢者の栄養

一般に高齢になると、食事の量が少なくなり、あっさりしたものを好むようになるため、食事に偏りが生じやすくなります。平成28年の国民健康・栄養調査によると、「65 歳以上の高齢者の低栄養傾向の者(BMI≦20 kg/m2)の割合は 17.9%であり、性・年齢階級別にみると、男女とも 85 歳以上で低栄養の割合が高い、という結果が得られています。現在、高齢期の疾病予防・介護予防等の推進が国を挙げて行われており、その一つとして高齢者の栄養状態の改善が重要視されています。

訪問看護と栄養

弊社が訪問の中で大切にしていることは、「その人らしく在宅生活を続けることができる」ことです。弊社のご活用者様(ご利用者様を弊社ではご活用者様をお呼びしています)も当然ご高齢の方が多いのですが、共通して課題となるのが、栄養です。病院では栄養士による計算された食事を提供されますが、在宅ではそうはいきません。高齢者は既往歴として多くの疾患を持っており、それに応じて食事制限も多々あります。そのため、医療者から制限食のある宅配弁当や制限食の食事内容を提案されます。しかしながら、訪問をしていると、最初は宅配弁当や制限食を取り入れていますが、すぐに元の食事スタイルに戻っていたり、「口に合わない」という理由で食事量自体が減っていることも多いです。そのため、ご活用者様の病状、食事制限の有無、嚥下機能、生活スタイル、嗜好、経済状況に合わせ、方法の一つとして栄養補助食品を提案することがあります。

>> 続きを読む
ページトップへ