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【連載】新しくなった! 成人肺炎診療ガイドライン2017

肺炎の治療方法とは

執筆 今村圭文

長崎大学病院 第二内科講師

Main compression

エンピリック治療を基本として、狭域抗菌薬と広域抗菌薬を使い分けます。

重症度と耐性菌リスクに応じて使い分ける

 肺炎の治療は標的治療(原因菌を同定した治療)が理想ですが、実際には原因菌が同定できるのは全症例の中で半分以下です。原因菌が不明の場合は、経験的治療(エンピリック治療)を行います。エンピリック治療では原因菌の疫学的な検出頻度や重症度により治療薬を決めていきます。市中肺炎(CAP)の場合、耐性菌リスクはあまり考慮しなくてよいため、狭域抗菌薬の使用が主体となります(表2)。

CAPのエンピリック治療抗菌薬の表

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