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【連載】臨床で使える精神科看護

[幻覚・妄想]精神科患者さんにみられる症状を学ぼう❸

執筆 北村周美

東海大学健康科学部看護学科 助教

Seisinkango min

幻覚とは

 知覚とは、感覚器の刺激から外界や自分を知ることで、見る、聞くなどのほか、においや手ざわりなどがあります。そして、感覚器が刺激を受けていないのに知覚を生じることを「幻覚」といいます。主に表のような幻覚が現れます。一方で、もう1つの知覚の変化として「錯覚」がありますが、これは対象や刺激を誤って知覚することで、幻覚とは異なります。

 精神疾患では、アルコール依存症、統合失調症、うつ病、薬物依存症、心因反応、認知症などの症状として、幻覚がみられることがあります。また、身体疾患によって知覚の変化が起こる場合があり、幻味や幻臭などが挙げられます。

幻覚の種類と代表的な症状の例

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