【連載】やってみよう! フットケア

第5回 爪切り②~基本の手順と注意点

執筆 山口晴美

NANA NURSING THERAPY代表・看護師

前回はゾンデを使って安全に爪切りを行うための前処理をお伝えしました。
ご自分の爪で試していただきましたか?
今回は処理をした後に行う、爪切りの基本です。

<必要物品>

爪切り(ニッパー、はさみ型等)、ゾンデ(ストローで可)やすり、ウエットティッシュ(爪を湿らせるもの)マスク、手袋(ゴム、プラスティック)アルコール綿

<手順>

1、道具の選択

切る爪に合わせて、自分の使いやすい形や大きさの道具を選びましょう。
足の指に用いる爪切りはまっすぐに切りやすいように刃はまっすぐなものが適切です。

2、爪を切る

①長さを決める
爪の下からストローゾンデをあてている図

図のように下からストローゾンデをあてて指の長さの位置確認をします。
そこを基準に切られる人の希望と、安全性を加味し、切る長さを決めます。

②切り方
爪は構造上、斜めに切るとバイアスとなり、内側に巻き込まれたりします。また、両サイドに角があるとひっかかってしまうため危険です。
そのため、つま先を真っすぐに切り、指の形に沿うよう整える「スクエアオフ」という形に整えるのが一般的です。

指の形に沿うよう整える「スクエアオフ」という形の図

<爪切りの注意点>

・爪は切りやすいところから少しずつ残る爪がまっすぐになるよう8~10回以上で切りましょう。
・どんな小さい爪切りでも刃物です。出血させないよう爪切りやニッパーの下刃を爪の裏側に必ず固定し、上刃をゆっくり下ろして切りましょう。
・爪の両はしに角のような切り残しがないようにしましょう。

まずは自分の足の爪を「スクエアオフ」に切ってみましょう。
問題点も出てくると思います。指の形、爪の形を観察して、工夫してみてください。
問題点の解決は正常でない爪のケアでお伝えします。
 

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