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【連載】Newsのツボ

看護師とニュースのカンケイ 大アンケート

編集 ナースプレス編集部

Webサイト「ナースプレス」編集部

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このコーナーでは、これまで多くのニュースを情報としてお伝えしてきましたが、今回は、看護師のみなさんが日頃「ニュース」とどうつきあっているのかを大調査。
どんな分野に興味をもち、そんなニュースに目を留めたのか、看護師のニュースとのカンケイをみてみましょう!
(ナース専科コミュニティ会員にご協力いただきました。n=454)


日頃からニュースはチェックしている? それはどうして?

「積極派」「ほどほど派」で約8割を占める結果に。みなさん、ニュースへの関心や必要性から情報は入手しているようですね。ただし、「ほどほど派」に関しては、意識的にほどほどにしている人と、不本意ながらほどほどになっているという人がいるようです。「ほどほど派」と「あまりしていない派」で共通する理由が「時間がない」でした。「積極派」のように、習慣化させるのも1つの方法かもしれません。

ニュースのチェック

積極派の理由
●ニュース番組をみるのが好き。朝刊を読む時間が1日のうちで一番幸せ
●社会人として必須だと思う
●今社会で何が起こっているか気になる
●毎日の習慣
●隙間時間の有効活用
●自分のため、仕事のため
●患者さんや周囲とのコミュニケーションで困らないように
●昔から新聞を読むクセがついている
●社会のことがわからないから
●医療従事者は世間知らずで一般常識がなさすぎると思われている現実を目の当たりにしたから
●いろいろと起こりすぎる世の中なので、自分から積極的に情報を集めないといけないと思う
●ネットニュースをみるのが趣味。テレビより効率的

ほどほど派の理由
●ネットニュースの通知があると確認している
●積極的にチェックしすぎると疲れるが、患者さんと話すときにはある程度必要だから
●関心があるものだけをみる
●時間があれば情報を取り入れたい
●社会人としてのたしなみと職業上必要だから
●情報量が多くなり過ぎないようほどほどに
●最近の動向を把握していないと、取り戻すのが大変
●気が向いたときにネットでチェックするのがちょうどよい
●無理のないよう、時間に余裕があるときにチェックする
●小学生の子どもに質問されるから
●朝読めない分、帰宅後に数十分かけて一読する
●あまり積極的になると、情報に振り回されてしまいそう
●情報がありすぎて選択することに疲れてしまう
●最近はばかげたニュースが多く、うんざりするから
●育児中でなかなか情報を入手できないし、時間がない
●忙しくて、思うようにチェックできない
●テレビはみているが、新聞は全然読む時間がない

あまりしていない派の理由
●時間がない
●日々の業務に追われている
●やる気と時間がない。気がついたら確認する程度
●もともとニュース全般にそれほど関心がない
●新聞やテレビが家になく、携帯しかもっていない
●意識的にみないようにしている
●ネットニュースの通知でチェックすれば十分

していない派の理由
●テレビやネットをみている時間がない
●何かあれば誰かが教えてくれる
●興味がない

ニュースは何から入手している?(複数回答)

「ネットニュース」を抑えて「テレビ」が第1位に。家ではながら視聴が多く、施設によってはテレビがついている職場もあるようです。ただし、「ネットニュース」「ウェブサイト」「SNS」を合わせれば、インターネットの圧勝。自分の都合に合わせてチェックできるので便利ですよね。

アンケート結果_よく利用しているもの

普段からどんな分野に関心がある?(複数回答)

 やはり看護師、「医療・健康」に関するニュースには注目しているよう。中盤に「地域」が位置することから、身近な地元の情報を知りたいという気持ちもうかがえます。その一方で、「芸能」「流行・トレンド」への関心が高いのは、女子率の高い職業ならでは?
 
アンケート結果_関心のある分野

気になっているニュース

医療・看護ニュースで特に関心のある分野は何?(複数回答)

 医療分野の変化を裏付けるように、1位になったのは「治療(動向・技術)」。2012年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が作製に成功したiPS細胞の活用などにより、再生医療や難治性疾患の研究、創薬などが進展してきています。それに伴って新たな治療法も研究されるようになってきているため、「研究・開発」への関心も高くなっています。看護師のみなさんも、今後の医療に必要な知識であることを感じているのですね。
 
関心のある分野2

医療・看護にかかわるニュースで最も関心のある診療科・疾患は何?

 現在国が進めている地域包括型の医療システムにおいても大きなテーマとなっている「がん」「高齢者・認知症」がトップ2となりました。看護師のみなさんも、そんな流れを感じているのでしょうか。両者は4位の「精神・心療内科」とともに患者数が増えているという現実もあります。今後臨床看護において新たな情報や知識がより求められることになりそうです。

 これらの各分野に関心がある理由は、「現在の業務に関連しているから」または「将来携わってみたいから」というものが多くなっています。しかし中には、「精神・心療内科」について「偏見や差別があり理不尽な事故が多いように感じるから」など現状の課題を感じていたり、「再生医療」に対し「これまで治療できなかった疾患が治るかもしれない」「iPS細胞によりパーキンソン病や難治性疾患が治療できるようになるかもしれない」など今後の展開に期待をもっている声もありました。

医療・看護で関心のあるニュース

2017年で一番印象に残っている医療ニュースは何?(複数回答)

 印象に残っているのはどうしても事件や事故が多いようです。これらは社会的にも大きく取り上げられ、多くの関心を集めました。唯一明るいニュースだったのは「iPS細胞を活用した新たな治療法の研究」。関心のある分野ともリンクした結果となりました。

印象に残っているニュース

(ナース専科マガジン2017年11月号より転載)


アンケートでわかったみなさんの関心のあるニュースについて、現在はどうなっているのかを紹介していきます。
次回は、iPS細胞の現在について解説します。