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【連載】テープなどの粘着製品の適切な使用、貼り方・剥がし方のコツ

チューブ・カテーテル類の適切な固定と貼り方・剥がし方のコツ【PR】

提供 スリーエム ジャパン株式会社

https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/medical-jp/

編集 ナースプレス編集部

Webサイト「ナースプレス」編集部

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チューブ・カテーテル類をしっかりと固定し抜去がないようにするためには、固定に適したテープ・ドレッシング材選びと適切に固定することが大切です。今回は、この2つについて解説していきます。


適切なテープ選びと固定方法のコツ

適切な選び方

テープは、以下のことを考慮し、適切なものを選ぶことが大切です。

  1. 皮膚の状態(剥離時のやさしさ)
  2. 貼付時間(皮膚へのなじみやすさ)
  3. 使用用途(固定力の強さ)
  4. 貼付環境(外部からの水分への強さ)

 輸液ルートやドレーン、気管内チューブ等の固定には、強粘着の伸縮テープが適しています。

固定方法のコツ

3MTM マルチポアTM 高通気性撥水テ-プ EXを使用

● 伸縮テープの貼り方のコツ
基本となる伸縮テープの貼り方の手順とコツを紹介します。

1 伸縮テープを使用する長さに切ります。
2 剥離紙の2カ所に切れ目を入れ、左右に引っ張ります。
3 中央の剥離紙を剥がします。
4 テープの中央部から貼付し、左右は引っ張らないように貼付します。
5 指の腹でやさしく圧着し、しっかりとテープと皮膚をなじませます。

動画で手順とコツを確認する!

●伸縮テープでのチューブの固定方法のコツ(Ω固定)
 Ω固定することでチューブが直接皮膚に触れないため、皮膚が圧迫されにくいだけでなく、隙間なく皮膚にテープを貼ることができることにより、剥がれにくいというメリットがあります。

<手順とコツ>
1 テープを適切な長さに切ります。
2 剥離紙の着いた状態で、テープを三等分にし、折り目をつけます。
3 剥離紙の中央に切れ目を入れ、左右に引っ張り、剥離紙を三等分の折り目で折り返します。
4 テープを中央からチューブに巻き付けて、粘着面同士を貼り合わせます。
5 剥離紙を剥がしながら、テープを伸ばさずに皮膚に貼ります。
6 テープを指の腹で優しく圧着し、しっかりとテープと皮膚をなじませます。

動画で手順とコツを確認する!

●伸縮テープでのチューブの固定方法のコツ(切り込みを入れたΩ固定)
 切り込みを入れることで、皮膚と垂直方向に引っ張る力をテープ全体で受け止めるため、テープが剥がれにくく、固定力を高めることができます。

<手順とコツ>
1 テープを適切な長さに切ります。
2 剥離紙の着いた状態で、テープの中央にY字の切り込みを入れます。
3 テープを三等分にし、折り目をつけます。
4 テープの中央部分の剥離紙に切れ目を入れ、テープを左右に引っ張り、剥離紙を三等分の折り目で折り返します。
5 切れ込みが入っていない側をチューブの挿入部の方向に向けて、テープを中央からチューブに巻き付けて、粘着面同士を貼り合わせます。
6 片側の剥離紙を剥がしながら、テープを伸ばさずに皮膚に貼付します。
7 もう一方の剥離紙を剥がしながら、テープ同士が重なり合うようにして、皮膚に貼付します。
8 テープを指の腹で優しく圧着し、しっかりとテープと皮膚をなじませます。

動画で手順とコツを確認する!

【関連記事(各種チューブ・ドレーン類固定方法のコツなど)】
・適切なテープ製品選択と適正使用について

適切なフィルムドレッシング材の選び方と固定方法のコツ

 カテーテル刺入部の保護・固定には切り込みが入ったタイプのフィルムドレッシング材を選ぶとよいでしょう。刺入部の観察ができるだけでなく、切り込みが入っていることで、フィルムドレッシング材にかかる引っ張る力を中央で分散させることができます。

ドレッシング材の固定方法のコツ

3MTM テガダ-ムTM I.V. コンフォ-ト フィルム ドレッシングを使用

動画で手順とコツを確認する!

末梢静脈カテーテルの固定

末梢動脈カテーテル(Aライン)の固定

中心静脈カテーテルの固定

【関連記事(各種カテーテル固定方法のコツなど)】
・適切なフィルムドレッシング材選択と適正使用について

スキン-テアのリスクが高い患者さんへの貼り方・剥がし方のコツ

 しわが入らないように伸ばさずに貼ることや、あらかじめテープを適切な長さにカットしておき、中央部からテープを引っ張らずに貼ることを徹底します。同じ部位に何度も貼付する場合は、テープの下地として皮膜剤を塗布しておくとよいでしょう。
 
 剥がすときは、テープを約180度に折り返し、皮膚が持ち上がらないように手で押さえながら、ゆっくりと剥がします。皮膚と粘着剤の隙間にしみこませるように剥離剤を使用すると、より優しく剥がすことができます。

【関連記事】
・スキン-テアのリスクが高い患者さんには?

手技の統一のための院内教育

 チューブやカテーテルはほとんどの病棟で使用しています。 チューブ・カテーテル抜去などの医療事故を予防するためにも、できるだけ院内で固定方法等の手技を統一することが望ましいといえます。そのためには、定期的かつ継続的な院内での教育が欠かせません。

【院内勉強会に役だつ動画の教育資料】
医療用テープによる皮膚トラブル対策、ほか

【他施設の取組み事例】
・昭和大学横浜市北部病院の取り組み

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