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看護職の離職率は横ばいで推移|日本看護協会2018年病院看護実態調査

公益社団法人日本看護協会は、「2018年病院看護実態調査」を実施しました。その結果の中から、看護職員の離職率と今後の看護職員数の増減予定について紹介します。


調査概要
●調査対象
全国の病院8,361施設(看護部長に回答を依頼)
●調査期間
2018年10月1日〜10月15日
●調査方法
自記式調査票の郵送配布・郵送回収
●回収状況
有効回収数3,634(有効回収率43.5%)
*前年度調査 有効回収率49.2%

看護職員の離職率は昨年と比べてほぼ横ばいで推移

正規雇用看護職員の離職率

 2017年度の正規雇用看護職員の離職率*1は10.9%で、前年度と変わらない結果となりました(図1)。また、病床規模別で見ると、99床以下が13.1%ともっとも高く、次に100〜199床以下の12.4%が続き、離職率がもっとも低かったのは400〜499床の10.1%でした(図2)。
 都道府県別の離職率を見ると、上位が東京都(14.5%)、神奈川県(13.4%)となっており、大都市部で高い傾向にありました。この傾向は昨年とほぼ同じ結果となりました。

図1 正規雇用看護職員の離職率
看護正規職員の離職率

図2 病床規模別離職率
病床規模別離職率

*1:フルタイムおよび短時間勤務の正規雇用職員

新卒看護職員離職率

 2017年度の新卒看護職員離職率*2は、7.5%で、前年度と比べて0.1ポイント減少しました。病床規模別では、正規雇用看護職員の離職率と同じ99床以下が12.2%ともっとも多く、次に100〜199床の10.7%という結果になりました。

図3 新卒看護職員の離職率
新卒職員の離職率

図4 病床規模別新卒看護職員の離職率
病床規模別新卒看護職員の離職率

今後の看護職員総数の増減予定

 今後の看護職員総数の増減予定について、各病院に調査したところ全体では「今年度と同程度の予定」が約54%、「今年度より増やす予定」が約35%、「今年度より減らす予定」が約3%となりました。

看護職員の増減予定

 部門別の増減予定をみると、「増やす予定」の回答は、病棟部門がもっとも多く37.8%、次に退院支援・地域連携部門が26.9%という結果になりました。

日本看護協会 2018年病院看護実態調査結果
https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html

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